無農薬のお米や玄米

無農薬のお米や玄米って、農薬を使っていないから生育状態はどうかといえば、それほど変わったところはありません。
仮に多少小粒でも気にならない程度でしょう。
そして無農薬のお米や玄米は、値段は高くなっているんじゃないかという先入観はあります。
しかし値段的にも、それほど農薬使用のお米と変わるところもないんですね。そもそも農薬という薬物自体のコストは高く、それを削減して別の害虫病気の対策をしているのです。
だからコスト的には、農薬使用の場合も、無農薬の場合も、殆ど変わらないお米も出てくるわけです。

なにしろ無農薬であるから、人体に有害な物質を摂り込まなくていい効果は、最も大きな意味をもっています。
農薬が病気を引き起こすとは既に実証されているわけなのに、生産性を向上させるために農薬を使う栽培法が主流になってきました。
今後も農薬を使う農家のほうが多いのかもしれません。

しかし本来病気にならなくてよかったはずの人が、農薬を使った野菜で病気になることは、まったく理不尽なことではないですか。
品質一番、見た目一番という人間の身勝手が、良からぬ方向へと導いているのはたしかでしょう。

今後どれだけ農薬は無害なものにできるか、あるいは使わずに済むかは課題で在り続けるでしょう。

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